TOEFL iBT 試験内容をチェック Check the TOEFL iBT Test Contents
● TOEFL iBT 試験内容&タイムテーブル
【TOEFLについて】
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、大学レベルの英語力を測定するための試験。英語を母国語としない人が、主に米国などの大学または大学院に入学する際に、学校側からTOEFLの点数の提示を求められることが多い。
試験を主催しているのはETS(Educational Testing Service)という米国の団体。
TOEFLの試験結果は点数のみ、合格・不合格はありません。
トフル、トーフルと呼ばれています。トイフル、トエフルなどと呼んでいる人もたまにいます。
【iBTについて】
iBT(Internet-based Test)は、TOEFLの試験形態のひとつです。日本では2006年から実施されており、現在は、原則、iBTのみ実施されています。ただし、要望に応じてPBT(Paper-based Test)も不定期に実施されているようです。
試験は試験会場に1人1台設置されたパソコンを使って行われます。
【試験予約】
TOEFL iBT を受験するには、公式HPから予約をする必要があります。
公式HP ログイン画面 (←このページは日本語です。日本語にならない場合は、[Language]で[Japanese]を選択してください)
はじめての方は、ログイン画面の[サインアップ(またはSign Up)]をクリックして、連絡先等の必要な情報を入力し、プロフィールを作成してください。なお、すべて英語での入力となります。
ユーザー登録ができたら、ログインして、テストの申し込みをします。
受験料は、US200ドル。支払いにはクレジットカードが必要です。
受験票は郵送されません。確認のメールが送られてきますが、印刷して持参する必要はありません。自分用に印刷しておいてもよいでしょう。
TOEFL iBT は、何度も受験できます。
日本全国の試験会場については、本ホームページ TOEFL iBT 試験会場 でチェックできます。
【試験対策】
試験の予約をすると、『TOEFL iBT Sampler』 という練習問題が無料でできるようになります。必ずやっておきましょう。
TOEFL Practice Online (公式練習ページ)では、練習問題がオンラインで購入できます。1回分US35ドルと少々高い気もしますが、本番どおりに通して練習できるので、やっておいて損はありません。
Scoredを選ぶと、Speaking と Writing も採点してもらえます。 Unscoredを選ぶと、自分の解答を採点してもらえない代わりに、 サンプルアンサーが付いています。このサンプルアンサーは結構参考になりますよ。
その他の教材については、本ホームページ TOEFL iBT 教材 でチェックできます。
【試験当日】
会場によって異なりますが、原則、テスト開始時間の30分前から受付、準備が出来次第、試験開始。試験終了時間は、試験内容によってまちまちですが、最長4時間です。ただ、開始時間が遅れたり、トラブル等で時間がかかる場合もあります。
多少の遅刻なら、認められることもあるので、遅れてもあきらめずに会場へ行きましょう。
当日は有効期限内のパスポートを持参してください。ない場合は、写真・サイン付の身分証明書を用意してください。運転免許証、学生証などの組み合わせでも良い場合があります。詳しくは、公式HP What to Bring on Test Day(英語)またはCIEE - ETSプロダクト公式ページ(日本語)で確認してください。
鉛筆、メモ用紙は、会場に用意されたもの以外は使用できません。会場内へは、荷物を持ち込めない場合もあります。(その場合、受付周辺などにロッカーが設置されています。)
試験時間は画面上に表示されるので、時計は持参しなくても問題ありません。
休憩時間は、Listening セクション終了後から10分間。休憩中、身分証明書・ハンカチ類・食べ物以外は試験会場から持ち出せない場合があります。
【私の戦略】
試験会場には、あまり早すぎず、遅すぎず到着するようにします。同じ会場にいるほかの受験者が、それぞれのタイミングで試験を受けているので、自分がリーディングをしている間に、スピーキングのテストをがんがんやられると、集中できません。また、自分だけがスピーキングをやっているのは、ちょっと恥ずかしくて、やはり集中できません。なるべくほかの受験者と同じタイミングになるように、試験開始30分前〜15分前くらいに到着する感じです。
受付後、トイレを済ませ、バナナを1本食べます。休憩時間にも1本食べます。カロリーメイトやチョコレートなどを持参している方も結構います。長時間のテストなので、スタミナは重要です。
試験中は、終始耳栓をしています。ヘッドセットも耳栓をしたままつけています。
【試験結果】
試験結果は、15営業日後に発表されます。土曜日に受験したら、3週間目の金曜日のお昼頃には、インターネット上でスコアを確認できます。⇒公式HP ログイン画面
たとえば、1日(土)に受験したら、21日(金)に発表されます。その間、アメリカの休日が含まれると、その分後ろにずれます。私の経験上は、結果発表が遅れたことはありません。
また、インターネットで発表されてから1週間後くらいに、郵送でも結果が送られてきます。
予約時に、学校を登録しておけば、無料でスコアの報告をしてくれます。後になって、報告を頼む場合は、ログイン画面から注文できます。1校につきUS17ドルかかります。
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【参考】
TOEFL iBT/CBT/PBTスコア換算表(抜粋)
iBT |
CBT |
PBT |
120 |
300 |
677 |
110 |
270 |
637 |
100 |
250 |
600-603 |
90-91 |
233 |
577 |
79-80 |
213 |
550 |
69-70 |
193 |
523 |
59-60 |
170 |
497 |
49-50 |
143 |
463 |
40 |
120 |
433 |
30-31 |
93 |
397 |
19-20 |
63 |
347-350 |
11 |
37 |
310 |
0 |
0 |
310 |
詳しい試験内容・アドバイス・採点基準などは、
公式HP 試験内容についてのTIPS(PDFファイル)に載っています。
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